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自動車のYouTube232件、本数の中央値は201本で登録者1000人未満は47%

(初版は2026年9月の抽出ぶんで書き、2026年10月に測り直した値へ数字を差し替えました)

こんにちは。売らないメディアパートナーズです。

在庫車の紹介も、整備や板金の作業も動画にしてきたけれど、ほかに自動車を扱っているチャンネルはどこまで出しているのか。本数を積んだ先に何を見ればいいのか。そう思ったことはないでしょうか。

自動車に関するYouTubeチャンネル232件を集計しました。公開本数は中央値で201本、投稿間隔は中央値で2.9日、1本あたりの再生数は中央値で1281回です。同じ232件で登録者1000人未満は47%、公開本数50以上の190件では38%でした。

公開本数の中央値

201本

n=232

投稿間隔の中央値

2.9日

n=232

登録者1000人未満

47%

n=232

01232件の中央値は本数201本・投稿間隔2.9日。登録者1000人未満は47%(n=232)

先に結論を書きます。この232件のうち、公開本数を50本以上積んでいたのは190件でした。その190件でも、登録者1000人未満が38%を占めています。数字が離れていたのは、本数を積んだ先のところです。

2026年10月に、自動車に関するYouTubeチャンネル232件を集計しました。中古車の在庫紹介、車検と整備、板金塗装、カスタムやコーティングを扱うチャンネルが混ざっています。

公開本数は中央値で201本(n=232)、投稿と投稿の間隔は中央値で2.9日でした(n=232)。ここでいう投稿間隔は、各チャンネルの直近最大20本から計算した平均間隔を、232件ぶん並べた中央値です。

全履歴のペースではないので、公開本数と掛け合わせて継続年数を出すことはできません。

1本あたりの再生数は中央値で1281回でした(n=232)。こちらも各チャンネルの直近10本の中央値を並べたもので、全公開本数を通した1本あたりではありません。

同じ232件で、登録者1000人未満のチャンネルは47%です。公開本数50本以上に絞った190件では38%でした(n=190)。

232件で47%、公開本数50以上の190件で38%。この記事では、そこへ至るまでの3つの数字(公開本数・投稿間隔・1本あたり再生数)を順番に並べ、最後に登録者を置きます。

02調べ方

2026年9月から2026年10月にかけて、YouTubeの検索から自動車に関するチャンネルを232件抽出しました。中古車の在庫紹介と納車、板金塗装の工程、車検と整備、カスタムやコーティングの施工といった切り口で検索しています。

見たのは公開本数・投稿間隔・1本あたり再生数の中央値・登録者数の4つです。あわせて、チャンネル名か概要欄のサイトから会社のものと判るチャンネルを数えると33%でした。

この33%は、チャンネル名に「自動車」「オート」「モータース」「車検」「整備」「板金」などの語や会社の種類を示す語が入っているか、概要欄の先頭に置かれたURLのドメインが .jp や .com などで終わるかのどちらかで機械的に付けた判定です。サイトが自前のものかどうかまでは見ていません。登記を確かめたものではないので、個人で運営しているチャンネルもここに入ります。

この232件は、検索から辿れて、抽出した時点で更新が続いていたチャンネルだけです。更新が止まったチャンネルは検索から辿れないので拾えておらず、これは業界全体の平均ではありません。なお、最終投稿からいちばん間が空いていたもので82日ですが、これは観測された最大値で、こちらで日数を決めて切ったものではありません。

「いま出し続けているチャンネルの中での分布」として読んでください。ここから自動車業界全体の姿を出すことはできません。

  • 公開本数・投稿間隔・1本あたり再生数・登録者はいずれも232件です。公開本数50本以上という条件で絞った時だけ190件になります。数字には毎回そのnを添えます
  • 232件を横に並べる時は、平均でなく中央値と四分位を使います。分布が広く、平均だと実態から離れるためです
  • 各チャンネルの投稿間隔は、そのチャンネルの直近最大20本の平均です。再生数も直近10本の中央値で、全公開本数を通した値ではありません。公開本数と投稿間隔を掛け合わせて継続年数を出すことはできません
  • 見ているのは公開されている数字だけです。制作にかかった費用や工数はこの調査に入っていないので、この記事では触れません

03実測で分かったこと3つ(公開本数・投稿間隔と再生数・登録者)

1. 公開本数の中央値は201本、真ん中の半分は73本から467本(n=232)

232件の公開本数は中央値で201本、真ん中の半分が73本から467本の帯に入ります。自社の公開本数は、動画一覧を開けばその場で数えられます。

公開本数の分布(n=232)
中央値 201本 73本 下位25% 467本 上位25% 中央値 201本 73本 下位25% 467本 上位25%

帯は真ん中の半分(73本〜467本)が入る範囲、縦線が中央値です。

2. 投稿間隔の中央値は2.9日、1本あたり再生数の中央値は1281回(n=232)

投稿間隔は中央値で2.9日、間隔が長いほうの4分の1に入る境界が7.3日でした(n=232)。ただしこれは境界の値であって、その先に分布が無いという意味ではありません。

232件のうち、間隔が14日を超えるものが26件、30日を超えるものが12件ありました。中央値の2.9日から離れたところにも分布がある、という読み方をしてください。

投稿間隔が空いているチャンネルの件数(n=232)
全体 232件 14日を超える 26件 30日を超える 12件 全体 232件 14日を超える 26件 30日を超える 12件

中央値は2.9日ですが、そこから大きく離れたところにも分布があります。30日を超える件数は14日を超える件数の内側に含まれます。

1本あたりの再生数は中央値で1281回、真ん中の半分が535回から4098回の帯に入ります(n=232)。各チャンネルの直近10本の中央値なので、過去にたまたま大きく回った1本があっても、この数字はそこへ引っ張られません。

1本あたり再生数(各チャンネルの直近10本の中央値)の分布(n=232)
中央値 1281回 535回 下位25% 4098回 上位25% 中央値 1281回 535回 下位25% 4098回 上位25%

帯は真ん中の半分(535回〜4098回)が入る範囲、縦線が中央値です。

3. 登録者1000人未満は47%(n=232)。公開本数50以上に絞った190件では38%(n=190)

232件のうち47%が登録者1000人未満でした。公開本数50本以上に絞った190件では38%です。

同じ190件のうち、1本あたり再生数の中央値が100回未満なのは4%でした。

登録者1000人未満の割合
全体(n=232) 47% 公開本数50以上(n=190) 38% 全体(n=232) 47% 公開本数50以上(n=190) 38%

下の帯は、公開本数が50本以上という条件で絞った190件での割合です。

項目中央値下位25%上位25%
公開本数(n=232)201本73本467本
投稿間隔(n=232)2.9日—7.3日
1本あたり再生数・各チャンネルの中央値(n=232)1281回535回4098回

出典:2026年9月から2026年10月にかけてYouTubeの検索から抽出した、自動車に関するチャンネルの実測値。「下位25%」「上位25%」はその位置の境界の値で、その層に入るチャンネルの実績値でも分布の端でもない。投稿間隔は下位25%を集計していないため空欄にしている。母集団は抽出した時点で更新が続いていたチャンネルに限る。

04232件の中央値と並べてから、190件の分かれ方に自社のチャンネルを置く

ここまでの要点

232件の公開本数の中央値は201本、投稿間隔の中央値は2.9日、1本あたり再生数の中央値は1281回でした。同じ232件で登録者1000人未満は47%、公開本数50以上に絞った190件では38%です。

ここまでの数字は、そのまま自社のチャンネルと並べられます。並べるのは公開本数・投稿間隔・1本あたり再生数・登録者数の4つです。

公開本数と登録者数は、チャンネルページと動画一覧を開けばそのまま見えます。投稿間隔と1本あたり再生数は、この記事と同じ数え方(直近最大20本の平均と、直近10本の中央値)で出してください。開くだけでは出ない2つなので、先に数え方をそろえます。

先に見るのは前の3つです。本数201本、間隔2.9日、再生数1281回という中央値に対して、自社のチャンネルがどのあたりにいるか。この3つは、232件の真ん中が置かれている位置です。

そのうえで登録者数を置きます。232件では47%が1000人未満、公開本数50本以上という条件で絞った190件では38%でした。

ただし、4つの数字を同時に満たす割合までは集計していません。ここでは並べるだけにします。

原因までは実測の外なので書きません。この232件から言えるのは、公開本数の中央値が201本(n=232)、投稿間隔の中央値が2.9日(n=232)、登録者1000人未満が47%(n=232)という、指標ごとの並びまでです。中央値は指標ごとに別のチャンネルから出るので、その両方を同時に満たすチャンネルがいるという意味ではありません。

本数と間隔をどこまで出すかは、誰がどう回すかという体制の話に直結します。次の章では、社内で続ける場合と外に出す場合で、それぞれ先に決めておくことを並べます。

05社内でやる場合/外に出す場合に決めておくこと

ここからは実測の話ではなく、運用の話です。社内で回すか外に出すかに関わらず、先に決めておくと後で揉めない項目を並べます。

社内でやる場合に決めておくこと

  • 撮影と編集を、入庫から納車までのどの時間に置くか。繁忙の波で使える時間が変わるので、枠のほうを先に押さえる
  • 企画を最終的に決める人をひとりに決める。毎回決め直す形だと、投稿と投稿の間隔が空く
  • 在庫車を撮った動画を、その車が売れた後どう扱うか。残すのか、説明を足すのか、非公開にするのかを先に決めておく
  • ナンバー・車内の私物・預かっている他のお客さんの車が映る範囲を決める。工場や展示場は映り込みが起きやすい
  • 1本あたりにかける時間の上限を決める。上限が無いと仕上げのほうへ工数が寄って、本数が動かなくなる
  • 追う数字を1つに決める。登録者数か、1本あたり再生数か、店名の指名検索や来店・問い合わせの数か

外に出す場合に決めておくこと

  • 企画をどちらが決めるか。出来上がった台本の確認だけを受け持つのか、企画の段階から任せるのか
  • チャンネルのアカウントを誰が開設して管理するか。契約が終わった時点で、動画と登録者が自社に残る形になっているか
  • ピットや展示場で撮影できる日と場所をどう決めるか。作業の動線を止めない形を先に共有しておく
  • 出演者を立てるかどうか。顔を出す形にするかは事業者が決めることで、どちらの形でも作れます
  • 車両の状態や価格に触れる回の確認を、どこまで委ねるか。表示の決まりに関わるところは、確認する人と順番を先に決めておく
  • 更新が止まった時に、誰がどこまで責任を持つか

売らないメディアパートナーズは、ここで並べた外に出す側の受け手です。始める前にこの項目を決めきってから動く進め方をとっているので、発注を決める前の段階で、決め方だけを一緒に整理する相談でも構いません。